そんなこんなで
煮え切らない夫の態度を尻目に
荷物をまとめて
ハワイへの片道切符を手に入れて
2017年2月
いざ、ハワイへ出発
サンフランシスコの空港で
「 じゃあ、またね。ハワイで待ってるよ 」
そう夫に告げ
1人ハワイへ飛び立ったのでした。
今冷静に考えると、どんな夫婦?
当時は夫婦間もあまり
うまくいってませんでしたし
お互いが自由勝手に動いて
良きパートナー
良きチームではありませんでした
今ではこの人がいないと生きられない大事な相棒
それはさておき
1人でハワイに到着。
とりあえず、アラモアナへ向かい
一通りの買い物を済ませ
車へ戻った瞬間
どこからともなく押し寄せる不安
心の糸が
ぷつん!
と切れたかのように
突然車の中で号泣し始めたのでした
自律神経イカれた系。
泣きながら夫に電話をし
「 大丈夫だから、大丈夫だから 」
となだめられる私。
勝手に飛び出して、泣きじゃくる。私、こじらせてるぅ〜
そしたらなんと
次の日朝一の便に飛び乗って
ハワイにジャジャーーン!て
現れた夫
優しい奴なんです。涙
とりあえず
アイスクリームを食べに行きましたとさ
子供か
もしあなたが
甘党で、小さい子供が好むような
食べ物がお好みでしたら
全力でオススメしたい。
(デュークス ワイキキ)
唐突に始まるレストラン紹介
こちらのレストランでいただける
Hula Pie(フラパイ)

写真のセンスがないので、あまり美味しそうに撮れていないのが残念ですが....
サックサクのチョコレートクッキークラストをベースに
マカダミアナッツのアイスクリームを
チョコレートでコーティングして
さらにその上から
温かいチョコレートソースと
ローストしたマカダミアナッツが散りばめられた
だけでなく
これでもか!
と生クリームが添えられた
カロリーの鬼
見た目も楽しいデザート
お子様が喜ぶこと間違いなし
私のようなキッズな大人も大喜びだお★
さて
その後、フラパイで
心が満たされたので
お散歩ついでに
2016年に大改装され生まれ変わった
インターナショナルマーケットプレイスの偵察へ
そこで事件は起きたのでした
当時( 2017年 ) は、いたる所に
ソファが配置されていて
買い物途中にちょっと休憩が取れ
施設内を吹き抜ける風が心地良い
とってもチルなショッピングモール
*2021年7月に訪れた際は
パンデミックの影響でか
ソファは撤去されていました

ソファが撤去された2階のバルコニー
2階のクヒオ通り側に
ちょっとしたバルコニースペースがあって
そこのソファでチルってた時のこと
当時は、日系スーパーの
Mitsuwaもまだオープンしていなくて
人も疎らな中
そのスペースには
私達2人と、少し離れたソファに
ハワイアンぽい大柄な男性が1人いて
しばらくすると、その男性が
“ Hey!!..........Hey!!!!!!!! ”
(おい!)
と叫んでいる。
周りをキョロキョロ見渡しても
そこには私達しかいません
その直後、瞬間移動で
私達の座っていたソファに
移動してきた男
エスパー魔美もびっくり、テレポーテーション!
あれ.....?
これって何かヤバい?
そんな予感がしつつも
夫の隣に移動してきた男が放った言葉
“ Do you wanna know what I’m thinking? “
(俺が今何考えているか知りたいか?)
“ I’m thinking about throwing you off the balcony “
(お前をバルコニーから投げ飛ばそうか考えているんだぜ)
へっ!?
イマ、ナンテオッシャイマシテ?
私、生まれてこの方
命の危険にさらされるようなシーンに
遭遇したことがなく
彼が言っている言葉は
クリアに理解できたのですが
軽くパニックで
一体全体、私達の身に
何が起きているのか、状況が全く把握できず
察知能力ゼロ、戦闘力ゼロ
いつもはネガティブ思考なくせに
実際に非常事態に陥ると
何故かポジティブに働いた私の思考
あぁ、平和ボケ
あれあれ?もしかして
実は夫の知り合いで、冗談のつもり?
全然オモロくないですけど〜!
そー言えば、ハワイアンの血が入っているから
こんなハワイアンな親戚とかいてもおかしくないよね?
だって、それに対して
“ Oh no…..I hope not “
(マジか、そうじゃないといいけど)
って普通に返している夫。
でも、良く見ると
男の焦点は合ってないし
言ってること支離滅裂だし
酒臭いし
顔近いし
あーーこれってヤバい状況なんだな。って
気付くまでにしばらく時間がかかりましたが
私一人だったら、この時点で既にバルコニーから投げ飛ばされていたでしょう....
隣で冷静に会話を始める夫
夫:「 何してるの?どこから来たの? 」
男:「ハラヴァから出てきたところだ 」
hala…..what??? (私の心の声)
男に寄り添う夫
家族は?どうしてバルコニーから投げ飛ばそうと思っているの?
夫の質問に対して徐々に
心を開く男
お母さんはマウイにいて、病気持ちで心配
だけど自分には仕事もないし
行くところもないから
ハラヴァに帰るしかない
だから、hala…..what?? どこそれ?
そこから10分、15分
会話が続いたでしょうか
最後に男は
「 やっぱりお前を投げ飛ばすのはやめるよ 」
夫も
「ありがとう。ちゃんとお母さんに電話するんだよ」
投げ飛ばさずにいてくれてありがとう。も、何かおかしな話しだけど
と最後、2人は握手をして
私達はその場を去ったのでした。
とりあえず、男の姿が見えなくなるまで
「 振り返るな、振り返っちゃダメだ! 」
と夫からの指示に従い
しばらく離れたところで
急いで家に帰りました。
家に着いて、落ち着いてから
「 何で逃げなかったの?怖くなかったの? 」
と、聞いたら
怖いに決まってるじゃないか
男と会話を続けながらも
どうやったらこの状況から
抜け出せるか、必死に考えていたよ
あいつのガタイを見たか?
自分の2倍以上あって
それこそ、あそこで騒いだり
逃げようとしようもんなら
明日ニュースになっていただろうな
俺はバルコニーから投げ飛ばされて
頭かち割れていただろう
ですって。
ゾゾゾーーーーーーーーーー
さすがは
サンフランシスコで
培われたストリートスマートネス
ですが
もしも、あそこにいたのが
私達ではなく
私のように、そんな状況に慣れていない
日本人観光客だったとしたら….?
楽しいはずの旅行が
一気に地獄に突き落とされますよね
そして男の言っていた
ハラヴァ (Halawa)とは?
hala...なんとかって言ってたけど何のこと?
ハワイの中でも特に重犯罪者が収容される
劣悪な刑務所のことだよ。
と、夫。
再び、ゾゾゾーーーーーーーーーー
治安が悪いことで有名な
カリヒ地区にある
ハラヴァ刑務所
ワイキキからも車で20分程と
さほど遠くはありません
重罪を犯して、収容され
刑務所から出てきたところで
行くあてもない人達
都市開発で変わり果てた街。
自分の居どころがなくて
高い家賃や生活費が稼げる
仕事にも就けなくて
そうやってわざと犯罪を繰り返して
刑務所に戻る人達も多いそうです
一見、新しくなって綺麗で
ヒップに様変わりしていく街には
どこかに闇が潜んでいます
目視レベルでもわかるくらい
明らかに増え続けているホームレス
アメリカ本土からは
片道切符でホームレスが
ハワイへ送り込まれていると聞きます
ニューヨークや寒さが厳しい州では
冬は越せませんが
ハワイだったら温暖な気候で
一年中外にいても過ごせますからね
楽園ハワイも
常に危険と隣り合わせということを
頭の片隅に留めて
旅行を楽しんでもらいたいなと思います
カリフォルニア生活12年を終え、家族で夢のハワイ移住。カリフォルニアからの引っ越し、リアルな子連れハワイ生活を綴ります。
人生1度も立ち止まったことのなかったわたしと、人生1度も立ち寄ったことのなかったハワイ。わたしを引き寄せたハワイと、ハワイに魅せられたわたし。そんなハワイとわたしのことを綴っていきます。